■QさんからのA(答え)
中国は昨年度で500万台ぐらい乗用車を作っております。
当然車にタイヤが4つ、スペアも入れて5つだとすれば
1台ごとにそれだけの需要はあるわけです。
したがって中国の自動車産業が発展すると同時に
同じスピードでタイヤ屋さんも仕事が増えております。
ただ、中国のどこの業界もそうですけど、
今までの古いやり方の、技術も古い会社がたくさんあります。
上海輪胎は一生懸命やっても赤字でなかなか配当もできない状態です。
そういう所へ台湾のタイヤ屋さんが乗り込んで
結構いい業績をあげています。
また日本のブリジストンを始め、横浜タイヤなども
中国大陸に進出しておりますけども、
どういうわけだか中国のタイヤ屋さんと日本の企業との合弁は
そんなに上手く行っていないようです。
したがって株を買うとすれば、
タイヤ屋さんよりも自動車を作っている会社の方が
手っ取り早いんじゃないでしょうか。
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