■QさんからのA(答え)
ラジオの方がテレビよりも将来性があるとお考えになるのは
ご自分の勝手です。
そう思うんだったらそうしても構わないんですけど、
実際にはラジオの後にテレビができまして、
テレビの後にまたインターネットやら
色々なものができてきているわけであります。
新しいものができてくるということは
新しいものに今までになかったマーケットがあるということです。
金を儲けるということで言えば、
もちろんテレビの方がラジオよりはお客をたくさん持っております。
私はテレビをほとんど見ませんけどれも、
見ている内に「こんなことやっていていいんだろうか」と
だんだん頭に来てしまいます。
最近良く売れている本に「バカの壁」というものがありますけど、
私はテレビは「バカの鏡」じゃないかと思っております。
あんなくだらない番組を見ている方もバカに決まっている
という気持ちが私は強くて、
もしこの次ベストセラーになる本を書くなら
「バカの鏡」というのはどうだろうかと思っているぐらいです。
そういう世界が好きで生きるのはもちろん構わないんですけど、
気がついた時には自分が何の役にも立たなくなっていることが多い
というのが今の私の実感です。
そういう意味でもラジオの方がまだ少しはましかも知れませんね。
聞く人が少ないという意味で。
|