第580回
■カステラさんからのQ(質問):ガラス業界は供給過剰?

中国のマイカーブーム、
マイホームブームの恩恵をうけるであろうと考えて
上海株のヤオファピルキントンガラスに投資をしています。
しかし値動きは鈍く、
H株やシンセン株がどんどん上がっていくのに
ややあせりのようなものを感じています。
まだまだ我慢が必要なのでしょうか?
それともガラス業界は供給過剰で
あまり時流にはのらないのでしょうか?


■QさんからのA(答え)

耀華ピルキントンという会社の株がなかなか上がらないのは、
上海B株にいま共通した傾向の一つです。
しかし、耀華ピルキントンは
上海B株の中では、五本指に入る有望株の一つだと私は思っております。
中国のガラス会社はたくさんありますけども、
世界のトップレベルの生産ラインは十くらいしかありません。
その内の三つはピルキントンが持っています。

また、ピルキントンはどんなに具合の悪い時でも、
ずっと配当をしてきました。
元々は2ドルもしていた株で、
それが一番安い時はアメリカのファンドが投げた時で、
4セントだったことがあります。
それが今70セントくらいの所でウロウロしています。
それは中国全体の株の動きから見れば、
安い位置にいると私は見ております。

株式投資というのは、我慢するのも投資のうちなんです。
ですから少し我慢をされると上がってくると思います。
もっとも、株価をアク抜きさせるつもりだったら
お売りになっても構いませんけど、
それを待っている側に回った方がよろしいんじゃないんでしょうか。


←前回記事へ 2004年4月1日(木) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ