第534回
■pooooさんからのQ(質問):投資信託の一時利用

いつもホームページを興味深く読ませていただいております。
ハンドル名はpooooですが、会社員です。
とうとう私も中国株を購入しました。
普通の証券会社で購入したところ、中国・香港株については
1銘柄を30万円以上購入するのが取り扱い条件とのことでした。
元金が豊富にないと、この証券会社では容易に
投資できないことがわかりました。
証券会社の取り扱っている商品に、
中国およびアジア地域の外国株投資信託がありました。
今まで投資信託は、証券会社やファンド運用会社が
手数料を稼ぐためのものである、と思い、
何の関心も持っていませんでした。
中国関連の投資信託について、急に関心がでてきて、
いろいろ調べました。

日経を見ると、中国関連の投資信託も、
同じファンド運用会社の運用であっても、
ファンドの市場値段である基準価額が個別元本と比較すると
原価割れしているファンドもあったりたり、
たまに大きな利益が出ているファンドもあったりします。
お金を貯めて自分自身のリスクで株式投資した方がよい、
と考えてはいます。
このお金を貯める手段として、
一時的に投資信託を利用するのはいかがなものでしょうか?
また、投資信託についてのご意見を
伺わせていただけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

投資信託は、一口で言うとダウ平均に投資するようなものですから、
ダウが上がれば、一緒になって上がるものなんです。
自分は何もしないで証券会社に代わりにやってもらうというやり方で
お金が儲かると思う人はそれでいいでしょう。
でも私は投資信託を運営している人は基本的にサラリーマンで、
人より優れた先見の明のある人ではないと思っております。

人より優れた考え方ができる人は、自分でやるに決まっています。
他人の金で、しかも文句を言われながらやる人なんかいません。
したがって投資信託で増やしてもらってから自分でやる、
ということは成り立ちません。
現に私はただの一回も投資信託を買ったことはございません。


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