■QさんからのA(答え)
株をやるためにはやはり株式市場に対する
基本的な認識がないとうまく行かないと思います。
株にいろんなことが影響しますけども
そのことをいちいち心配していたら仕事が手につかなくなります。
忘れるぐらいの気持ちがなかったら
株はやらないほうがいいでしょうね。
やるからには自分が間違えることは覚悟しなければなりませんが、
株式市場が潰れる心配をする必要はありません。
戦前から日本で株をやっている人だって
戦争や不景気の影響を受けていろんな目にあっていますが、
そういうことをみんな乗り越えてきております。
いろんなことが今後も日本の株式市場や、中国の株式市場に
起こると考えなければなりません。
そんな中から時代時代によって新しい成長株が生まれてきます。
日本の場合は天変地異でもない限りもうこれ以上
大きくなるのは難しいというところへ来ておりますので、
株価もそれを反映して目の覚めるような動きにはならないと思います。
それに対して中国はこれから成長するというところにありますので、
株価の動きとは当然違うと考えるべきでしょう。
なかでも銀行株だとか、生命保険とかいうのは、
国の経済の成長と深い関係があって、
産業界が発達しているときは企業もお金が儲かりますから
そこへ金を貸す銀行や保険会社も収入が見込めます。
したがっていまの日本の銀行や保険会社と同様に並べると
間違ってしまいます。
日本の銀行は不良債権のことでいま頭を痛めていますが、
中国の場合は不良債権があっても、
不良債権を消せるだけの新しい儲けがありますので、
何とかピンチを乗りこえて行くことができます。
特に大陸の中国の人たちは貧乏で、
昔は生命保険にも入れなかったんですけど
誰が見てもわかるように、経済が発達してきますと加入者が増えて
生命保険会社はものすごく金が儲かるようになります。
いまの時点で中国の生命保険会社に注目するのは正しいと思います。
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