第419回
■しげっちさんからのQ(質問):会計士から介護の仕事へ

邱先生、こんばんわ。

僕は、大学を卒業後約3年間、
日本の公認会計士試験の勉強をしていました。
数日前合格発表があったのですが、不合格でした。

合格発表後から3日間、
来年の試験に向けて再び勉強を始めようか、
それとも勉強を止めようか、考えました。
そして、会計士の勉強は止めようと決めました。

それから、自分が何をしたいのか何ができるのか、
についても考えた結果、
お年寄りの介護の仕事に就くと思うようになりました。
夏に両親の実家に行き、祖父母と会ったことが
きっかけになってると今思います。
母が現在老人ホームで介護の仕事をしているということもあります。

そこで、邱先生は、老人介護について、
老人介護を仕事とすることについて、
どのように思われていますか?

正直なところ、自分が何をしたいのかわかりませんし、
自分がどうすべきかということもはっきりわかりません。
ただ、自分の中で、理由を見つけて、会計士の勉強を止め、
介護の仕事に就く、という道を選択しようと思っています。
今、邱先生のご意見をお聞きしたくて、
メールさせていただきました。よろしくお願いします。


■QさんからのA(答え)

公認会計士の試験に合格しなかったということですけど
私から見ればそんなに難しい試験ではないと思います。
それでも合格しないんですから
向いてないか、頭が悪いかということだと思います。
ですから、転業するのは別によろしいんではないでしょうか。

たまたま身内に年寄りがいて、
面倒を見る気を起したということでしたら
親孝行では人には負けない方ではないでしょうか。
いまごろ珍しい方です。
しかし、それを事業として、また一生の仕事として
やれるかどうかというのは、
ただ親孝行の気持ちから出発するのではなくて、
その仕事をやることに喜びを感ずるというのであれば
おやりになったら良いと思います。

介護をするといっても、
一人か二人の人を介護するといった仕事もあれば、
介護を事業として考える人もあります。
その中のどれが自分にふさわしいかということは
やっているうちに自然に自分の身に付くんじゃないかと思います。


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