■QさんからのA(答え)
世界で人口が多いところは中国とロシアとインドと三ヵ所です。
インドは我々の頭の中には階級制度などがあって、
人口が過密で貧乏でなかなか先に行けないところがあります。
ロシアの場合は共産体制のもとでタガを締められて
身動きができないというような印象があります。
中国もそれに近い形だったのが、市場経済に移ったから
成長経済の先端を切るようになりました。
あとをロシアとインドの二ヵ国が追うのは
先ず間違いないと見ています。
そのなかでインドの方は英語圏だった関係もあるので、
IT関係を牽引車に
少しずつ新しい方向へ動いて行くという感じです。
もう一方のロシアの場合はソ連が崩壊してロシアになってから以後、
共産政府そのものが実質上なくなってしまって、
ロシア型の資本主義とでも言うか、
これまたものすごい勢いで発展しています。
新聞や雑誌で報じられているところによれば、
ヤクザたちが1番力を持っているそうですが、
日本だって戦後はヤミ屋さんが1番金持ちになったんですから、
全く理解できないことではありません。
ことにロシアの場合は石油の資源が
中近東に比べても負けないくらいありますから
そういった資源の開発に拍車がかかると見てよいでしょう。
このまま自由化がすすめば、先進国の資本が
ロシアに入るようになるでしょう。
ロシア株を日本やヨーロッパの人が買うということも
起こると思います。
ただ物事には順序がありますから、
中国が一わたりすんでからということになるのではないでしょうか。
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