■QさんからのA(答え)
もし外国語を覚えるなら
英語と中国語がいいと私も言っております。
いままでは英語圏のほうが勢いがよかったから
英語が国際語になっていましたけれど、
何しろ中国語は世界中で4人に1人がしゃべる言葉ですから
おそらくあまり遠くない将来に
英語に負けない国際語になると思います。
中国語はもちろんそれぞれの地方の言葉がありますけれど、
発音が違うだけで、字に書くとそのまま通用するんですね。
漢字が中国を分解させなかったと見てもいいかも知れません。
いまは北京語が標準語とされていますけど、
地方の人が北京語をしゃべるとアクセントがかなり違うので、
われわれが聞いてもわかりません。
ですから北京語といわないで「普通語」といいます。
湖南出身の毛沢東のしゃべっている普通語と、
浙江出身の蒋介石の普通語は
日本人が聞くとみんな中国語に聞こえるけど、
中国人が聞くとあれ何語だということになります。
それでもテレビが普及して
普通語が通用するようになりましたから
一つだけ覚えるとすれば、北京語だけ覚えればよろしいと思います。
地方と関係のある仕事をするようになれば
広東語や福建語などの地方の言葉も覚える必要がありますが。
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