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■ＱさんからのＡ（答え）
中国の経済の発展が、タイや東南アジアに
どう影響を与えるかが気掛かりのようですけど、
中国が竹のカーテンに覆われていて中を覗けなかった時は、
日本の企業はまずタイやマレーシアに行って
そこから始めました。
その後中国が開放政策をとるようになって、
世界中の企業が中国に集中しましたので、
タイやマレーシアの方はなんとなく
置き去りにされたような感じになりましたね。
今のところは世界の関心は中国に向かっていますが、
それぞれの土地の経済の特質や独自の商売もありますので、
全部中国に集中するわけではありません。
もちろん中国と正面からぶつかる仕事は、
大分苦戦することになると思いますけど
そうでない仕事、例えば刺繍がうまいとか
宝石の加工が出来るといったタイの伝統を利用して、
よその国の人が欲しがるものを作るといった仕事であれば、
可能性はあると思います。
また逆にその土地の人相手にやる商売で、
そこの人たちがやってない仕事というのも考えられます。
中国の与える影響は大きいですけども、
それとまともにぶつからない作戦を
とるのがよろしいと思います。
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