■QさんからのA(答え)
子供さんの教育をどうするかということは
どこの親も頭の痛いところです。
私の場合、自分の子供は全員外国に行かせましたけど、
子供がいくつの時に外国に行かせた方がいいか
ということについて私が実行したことを
「子育てはお金の教育から」という本の中で書いています。
どういうことかというと、
日本の大学を出てからよその国へ行って英語を勉強しても、
その国の人のように言葉を話すことは到底無理です。
でも物の考え方の骨組みは日本人ですから、
今と同じ次元で物の考え方をしてくれるんです。
従って自分の息子として残ってくれています。
反対に高校かそれ以前に外国へやりますと、
英語はぺラペラになるかもしれませんけど、
考えの組み立て方が日本の発想と違いますので、
自分の家の子供ではなくなってしまいます。
たぶんその土地へ行ってその土地の人と結婚をして、
親にとっては頭の痛いことになる可能性が多いでしょう。
ですから子供を外国の人として一人前にするか、
自分の子供として残すかを先ず決めてから、
どちらにするかに決めなければいけません。
自分の子供として残した上で
英語をアメリカ人のようにペラペラに喋れるようになれるとは
お考えにならない方がいいと思います。
これからはグローバル化の時代ですから、
日本人にとっては英語と中国語の二つができれば
一応何の仕事をするのにも不自由しなくなると思います。
そのためには中国語の勉強は必要だと思います。
中国語をどうやって覚えるかについては、
ちょっとした休みを利用して
中国へ行って中国語を勉強するといった短期留学や、
中国語の教室もやっておりますので、精々ご活用下さい。
但し親が色々考えてみても、“親の心、子知らず”で、
たいてい親の思うとおりにならないと
お考えになったら先ず間違いないと思います。
|