第125回 邱先生、はじめまして。 今の日本経済は資産デフレが進行し、金利も超低金利の時代です。銀行に預金してるだけの資産を、有効に運用する先はないものかと考えていましたところ、東京の息子から中国株を薦められましたが、友人からは中国よりもこれからは、ベトナム株への投資のほうがいいと言われました。 確かに、ベトナムはGDPも7%の成長で、国民性も真面目であり、中国よりもリスクが少ないように思います。ただ「ベトナム株買出しツアー」とかでしか、まだ買えないようですが。 中国株は、QDIIが実施されても中国国内の個人投資家は買えないし、2001年のB株の高騰劇のようなことは、もうないのだという見方もあるようです。 そこで先生は、ベトナムの株式の今後についてどう見られてますか? |
■QさんからのA(答え) あなたのお友達が、中国株よりもベトナム株の方が良いのではないかと勧められているそうですが、それは別に間違っていることではありません。 ただし、人の話しを聞いて、それだけで結論を出すのは早すぎます。 自分でベトナム株を実際に買って、いろいろな困難を何回も潜り抜けてから、はじめてベトナム株は良いと判断できると思います。 私自身は、中国にもベトナムにも行っています。来年はみんなで投資団を組んで、ベトナムに行く計画を建てています。それぞれの国で、経済の発展も違い、気質も違うので、どちらの株への投資が良いとは簡単には決められません。 あなたが実際にやってみてから結論を出して下さい。 |
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