第123回
■村上ひろみさんからのQ(質問):邱先生のマイレージは?

邱永漢先生ホームページが更新されるのを毎日心待ちにして読ませていただいております。ありがとうございます。著作もこれからもっと読ませていただきたいと思います。

ところで、JALとJASが合併することになり、マイルのサービスも統合すると、私のように年に数回しか飛行機に乗らない者でも、札幌−東京を何往復かできるくらいマイルがたまることになります。
マイルサービスは値引きの先送りであり、新生JALの大きな負担になるのではないかと考えますが、邱先生はマイルサービスについてどのようなお考えをお持ちでしょうか。

ということより、邱先生ならものすごくマイルがたまるでしょうから、そちらのほうがずっと興味があります(申し訳ありません。)。先生のマイルについて、その一端でもお答えいただければとてもうれしく思います。どうかよろしくお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

JALとJASが合併すると、両方のマイレージが一緒になるということになります。ひとつの航空会社がマイレージをやると、みんながマネをして、今では中国の航空会社もマイレージを付けるようになりました。

私のようにパイロットに負けないくらい飛行機に乗っている人は、当然マイレージは増えるわけです。
私のマイレージがどう使われているかまで、ご心配頂いてありがとうございます。
マイレージはおまけで、おまけのためにものを買うわけではありませんから、私はマイレージを気にしておりません。

私は中国に行く度に切符を買うのではなく、前もって切符をたくさん買っておいて、その切符を使っています。そして、そのつなぎにマイレージを利用しています。たとえば、東京から北京に行って、それから香港、台湾に行って日本に帰ってくる予定が、急に東京に用事ができたので、北京から東京に戻ってこなければいけないのに、その切符がない。
私はそのような時にマイレージを使うようにしていますので、結果的にはたまっていたマイレージは無駄にはなりません。

でもこういうような事は、あなたがもっとたくさん飛行機に乗ってから心配する事だと思います。


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