第13回
■ ISさんからのQ(質問)
 

ISと申します。
実はビジネスのアイデアがあるのですが、
そのアイデアについてご意見いただければ幸いです。
アイデアといいますのは、「レシピでグルメ」と仮に命名しておりますが、
お客側がレシピを出してこのレシピの料理を食べたいといえば、
その希望に沿うお店を紹介してそのお店にお客様の希望する料理を
作ってもらう、というビジネスです。
収益は紹介手数料です。
何故こんなビジネスを思いついたといいますと原因は邱先生にあります。
邱先生は「食は広州にあり」等の食に関する名著を出せれておりますが、
その中でも「邱飯店メニュー」に書かれている料理は
われわれファンにとって垂涎の料理です。

それで奥様が出版された料理本をさがして、
その中のレシピに従って作るのですが、
なかなか満足するものが出来ません。
かといって邱飯店は各界の名士でないと呼ばれない
一見さんお断りのお店ですので、
われわれ一般の者には敷居が高いところです。

それで思いついたのですが、
私のような思いをしている食に楽しみをいだいている人が
多いのではないかということです。
そういう人を満足させるにはどうしたらいいかと考えついたのが
「レシピでグルメ」です。
フジテレビで「料理の鉄人」という番組がありましたが、
あれを見ていた人の中にはいくらお金を出してもいいので
あの番組と同じレシピの料理を食べてみたいと思っている人は
たくさんいると思います。
そういう人の欲求にこたえるのが「レシピでグルメ」です。

主にインターネットを使って商売をやればローコストですむでしょうし、
儲かるとわかれば料理を作ってくれるお店も増えてくると思います。
これからはお店がレシピを決めるのではなく
お客が決める時代になると思います。
「レシピでグルメ」について先生のご意見をおきかせください。





■ QさんからのA(答え)

ISさんへ

私の食べものの本をたくさんお読みいただいているようですけど、
私の本を見てその中へ出てくる、ハーチーミン(蝦子麺)という
蝦の粉で作ったそばを商売にしてやってきた人もございます。
だから、私の本からヒントを得て商売になれば、私もうれしいんですけど、
家の料理のようなものをいろんなお店に頼んで作らせるといっても、
難しいんですよね。中華料理はどちらかというと、
コックの腕の影響に左右されますから、
チェーン店だってつくりにくいと思います。
いま私は、何とかして工夫して、
みんなが食べておいしい中華のレストラン・チェーンが
できないものかとあれこれ思案しています。
もう少し待って下さい。





←前回記事へ 2002年9月12日(木) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ