“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第707回
江戸前の魚を集めた会合

東京農大の小泉武夫先生を座長とする
「豊かな東京湾再生委員会 食文化分科会 有志会」では、
3〜4ヶ月に一度ほど、
勉強と情報交換を兼ねて会食を行っている。
江戸前の料理屋で美味しい思いをしながら、
食文化について語り合うのが愉しみとなっている。

今回は私が幹事役を引き受けた。
どこでやろうかと考えて、
築地勤めのメンバーが多いということもあって、
近場の銀座「こびき」に決定。
金子さんと相談して、
メンバーが喜びそうな内容を考えてもらうことにした。
ということで、いよいよ当日になって
20名弱ほどのメンバーが「こびき」に集まった。
これくらいの人数では3階を貸し切にしてくれて便利だ。
翌日早朝からの仕事があるメンバーが多いので、
開始は午後6時と早め。
席に着いたら「本日の魚」と書いてある和紙が並べられていた。

【本日の魚】

すずき   鳴門
いわし   竹岡
ひらまさ  鴨川
たこ    竹岡
まこがれい 富津
穴子    羽田沖
きす    富津
すみいか  富津
穴子    小柴
蛤     鹿島
春子鯛   大洗

この会合のメンバーは水産庁関係者や、
築地の大おろし、中おろし、江戸前料理屋などの
水産関係者が大半。
そのメンバーがこれだけの魚を揃えるのは凄い、
相当な努力が必要とびっくりしていた。

そして、まずはビールで乾杯。
そして、ニンベンの専務から鰹のフィギュアを用いて、
鰹節の製法の話があった。
そして、いよいよ宴は始まった。


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2007年6月5日(火)

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