第209回
ドイツワインを再認識
ハノーバーの駅の近くのホテルに滞在していたが、
その近くにワインの小売店があった。
早速、訪問してみたら、
ワインだけしか置いていない専門店だった。
Wein-Kabinett Hinueberstrasse 4,30175 Hannover
Tel:0511-34-13-00
(uウムラウトの代わりに、ueと表記してあります。以下同じ。)
ドイツワインだけでなく、世界各地のワインが置いてあるが、
店内をうろうろしていたら、
店主が
「赤ワインは眠らせているので、手にとって動かさないでくれ」
と話しかけてきたので、
ちゃんとしたワインの管理をしていることを確信した。
暫くドイツワインはご無沙汰していたので、
せっかくなので、ドイツワインを買って
ホテルで寝酒に飲むことにした。
1989 Trttenheimer Apotheke Spaetlese,
Riesling-Erzeugerabfuellung
造り手はラベルには飾り文字で書いてあって、
読みにくいがSans Josef Serresと読める。
8℃から10℃に冷やして飲めと店主に言われて、その通りにした。
雑味がすくなく、最初はすっきりとした酸が爽やかに感じられ、
その後にふくよかな甘みが舌を覆い、
最後に喉を通るときに、甘みと酸味が一体となっていく。
渾然一体となった旨さであった。
小売価格が25ユーロと、結構安いのが信じられないくらい旨い。
このワイン屋には何度も通って、
日本へもって帰るワインも購入した。
フランケンのワインBuerzburgar Steinの
葡萄違いのもの2本1994,1995と、
バーデンのワイン
Oberbergener BassgeigeのWeisser Burgunder Trocken 1992で、
ドイツ国内でもレア物という。
これらは、まだ飲んでいないが、
あそこのワイン屋の店主が勧めたので、とても楽しみだ。
ドイツの白ワインは、
いいものは、とても品質がいいということは聞いていたが、
実際に飲んでみたことがあまり無かった。
これまで損をしていたのかも知れない。
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