|  第169回花見の席を快適に
 東京の桜は開花が少し遅れたが、いまが最盛期だ。今年は、花見は大宮の大学キャンパスのすぐ近くで
 学生とすでに行ったが、
 あと、東京で1度、栃木で2度予定している。
 花見で美味しい思いをするには、
 そのための準備が必要であることは以前紹介したが、
 快適にするためには、色々と配慮が必要だ。
 まずは、火を使える場所かどうかの確認。公園などの管理されている公共の場所では焚き火、
 BBQなどの火を使うことを禁止している場合が多い。
 事前に問い合わせることが必要だ。
 花見の時季は花冷えという言葉があるくらい、夜は冷える。
 したがって、BBQ、七輪などの炭火焼きや、
 カセットコンロ、野外用ストーブを用いた鍋などは、
 大変美味しく、身体を暖めてくれる。
 また、花見で飲む酒はやはり日本酒で、それも燗が旨い。
 したがって、火を使えるかどうかは、とても重要なことだ。
 敷物については、ビニールシートを用いることが多いが、それだけでは地面の冷たさがもろに身体に伝わってくる。
 断熱効果のあるものも同時に敷きたいが、
 便利なのはダンボール。
 これは使ってみるとそのありがたみがよくわかる。
 公園などの浮浪者がダンボールを使うことがよくわかるほど、
 断熱、保熱効果にすぐれている。
 コンビニ、スーパーなどで、無料か安価でもらえる。
 花見で食べる料理は、どこかの割烹、料亭の弁当を予約して持っていくのもいい。
 また、自分で材料をそろえて、
 現地で鍋や焼き物にするのも格別だ。
 美味しいもの好きを集めて企画している今年の都内の花見では、
 知り合いの割烹料理屋の弁当が主体で、
 さらにけんちん汁、鴨焼き、などを行い、
 また、参加メンバー各自が自慢の酒肴を持ってくる。
 以前は懇意な江戸前鮨屋の
 「ばらちらし」を花見に持ってきたこともあるが、
 これもとても美味だった。
 花見を楽しむには、企画をきちっとして、準備を怠らないことだ。
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