レッスンの様子
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『養生気功』とは
漢方医学の理念理論に基づいた伝統健康法です。
「心・呼吸・姿勢動作」の整えを操作し、
自然治癒力を引き出し、生命力を増強させる鍛練法です。
本教室で教習する『養生気功』は
中国伝統養生気功の代表である『八段錦』という気功法を中心とします。
そして、ツボ健康法や経絡ストレッチなどの内容も紹介します。
身につければ一生の健康法
気功法は、気の調整を中心とした中国の伝統的な健康法です。
四季の変化を感じながら、その季節に合わせた古く中国に伝わる気功法をご紹介していきます。
呼吸はワザです
「深呼吸してください」と言われると息をいっぱい吸い込もうとします。
胸を広げ横隔膜を引き上げ息を吸う事に全神経を集中・・・するとどうしても息を吐く時間が短くなります。
これを胸式呼吸といいます。リフレッシュはするかもしれませんが、リラックスはできていません。
逆に息を吸ってもおなかの力を抜くと横隔膜が下がり、下腹に自然と空気がたまります。
おなかをへこませたり膨らませたり。
これを繰り返すことにより副交感神経が刺激され筋肉が緩み自然と緊張が解け、
からだもこころもリラックスします。これがいわゆる腹式呼吸です。
東洋ではヨガや気功、太極拳、座禅などすべてこの腹式呼吸が基本になっています。
丹田(へそ下3cm、気を溜めるところ)を意識して腹式呼吸をすることは、
体の重心も下がり、どっしり平常心を保てるようになります。
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【放松功・深くリラックス】
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【冬には冬の養生法】
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【自己按摩法・自らをケア】
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スケジュール (お問い合わせはお気軽にこちらまで)
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養生気功教室 基礎コース
秋の養生気功 ― 季節にあわせた健康法を
実りの秋です。夏に開いたからだの扉が閉まり始めます。
万物も成熟して実を結ぶ秋は、すべてが引き締まり収納される季節です。
発散していたエネルギーは外から内へと穏やかに戻り、冬に入る準備をします。
気分を落ち着かせ、呼吸を整えましょう。
そこで、秋に良く働くのは『肺』です。
この季節、肺は仕入れた空気を速やかに分解して「動く気」に変化させ、全身に送り出します。
活動的になって、陽気を浴びすぎると体内でそれを発散できず、肺が乾燥しやすくなります。
肺に潤いがないと、風邪をひきやすくなったりします。
秋の養生しだいで、冬が快適に過ごせるようになります。
残暑で体内と外の温度調節がすんでいないとき、役に立つのが『辛』。
辛味は気のめぐりを促進し、もう一度窓を開放して、
出そびれた陽気を外に、涼しい気を内に招きいれて細胞の衣替えをしてくれます。
教室では、最初に放松功をします。
放松とは、中国語でリラックスの意味です。
すべての力をぬいて、意識をからだの各部にもっていくようなトレーニングをします。
最初は難しくても回を重ねるごとに自然とリラックスできるようになっていきます。
ぜひ一度このゆとりの空間を体感してみてください。
各講座とも、中医学的な養生理論の紹介とともに、気功による鍛錬方法を学んでいきます。
ご自分で出来る体のケア、一度覚えてしまえば一生の健康法。
この機会に体験してみませんか?
講師紹介
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陳 雷 (Chen
lei)
1990年 上海中医薬大学 中医推拿鍼灸専攻卒
1990年〜1998年 上海気功研究所医療部に医師として勤務
1996年〜1998年 上海中医薬大学で『気功学』を教授
2001年10月より当教室講座担当
※ 太極拳では上海市大学武術大会優勝(85年より5年連続)
陳 先生のコラムはこちらです!
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