第112回
逆パターンでまんべんなく

昨日はイスを使った運動を紹介しましたが、
立った状態から行う方法もあります。
イスが無い分、休む時間がありませんが、
昨日のものと合わせて行う事で
腿の筋肉がまんべんなく鍛えられます。
腿の筋肉はからだの中でも大きいウェートをしめています。
中味がギュ!とつまった脚にしていくことで、
代謝効率の良いからだに一歩前進させましょう。

*その1
1.壁に背中をピッタリと付けて座り(長座で)呼吸を調えます。
  (これは背中が丸まらないようにする為)

2.まず、右脚をなるべく伸ばしたままの状態で持ち上げます。
  (息を吐きます)
  この時、腿の筋肉が収縮するのを感じるのと同時に
  腹筋も使う意識をします。
  ゆっくり3秒数えてキープしてから、ゆっくり下ろします。

3.左脚も同様に。
  交互に10回、行います。

*その2
1.壁に背中をピッタリと付けて立ちます。(呼吸を調えます)

2.そこからゆっくりと両膝を90度ちかくまで曲げて、
  (足の位置は膝の下にくるよう、移動します。
   透明イスに座っているようなイメージをしてください)
  その姿勢をキープします。30秒間!と言いたいところですが、
  きつく感じるようであれば、10秒からスタートして、
  段々時間を長くしてみましょう。

3.2〜3セット行います。

〜ポイント〜
・共通して言えるのはお腹が丸まらないようにすることです。
 腹筋を使って、上体はしっかりと持ち上げる意識を!
・使っている筋肉に意識をもっていきましょう。
・終わった後は腿の前面をストレッチして、
 疲れが残らないようにケアします。

〜その2〜の動きは強度が高い分、
慣れてくると腿のラインが変わってくるはずです。
また成長ホルモンの分泌が促されて、
免疫力がアップしたり、肌がきれいになったりと
内面からの変化も期待できますよ。
コートを脱ぐ季節が来る前に、先手必勝でいきませんか?


←前回記事へ 2003年2月6日(木) 次回記事へ→
過去記事へ
ホーム
最新記事へ