第50回
まんべんなく、いきましょう

前回のストレッチを行う時にキャッチするポイント。
それは、ふくらはぎが伸びるのと同時に
前脛骨筋(スネの部分)が縮まっているという事です。

これはつま先を持ち上げる時に使われる筋肉です。
“蹴る”度合いは小さくても
前に進むために私たちは地面を蹴っています。
しかし、つま先を“持ち上げる”という意識は
なかなかしないものですよね。
けれど歩く時にカカトからつくためには
このスネのパワーも使う必要があります。
ですからまんべんなく、
スネも伸ばしてあげましょう。

とてもシンプルです。
まず、立った状態から
右足を左足の前にクロスさせます。
その時に右足の指をねかせた状態で、
甲を床へ向けるようにします。
(ヒザは外側に向きます)
息を吸って、ゆっくり吐きながら
両ヒザを少しずつ曲げて
右足の甲とスネの筋肉が伸びる感覚を得てみましょう。
10〜15秒キープしたら、
足を変えて同様に。

このふくらはぎとスネの拮抗作用をしっかりと使う事で、
前と後ろのバランス良い脚を目指してみましょう。


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