第15回 易筋経とは…名は功法の目的を表す
この功法の練習は、 少林寺武術と同じように 外強(筋肉・骨・皮膚を強くすること)から 内壮(気血・臓腑の状態を良好になること)へ 達成する目的をもつのが特徴です。
即ち、易筋経は筋肉練習を中心に行い、 練習する時には力を入れる必要があります。 易筋経という名称は、 功法の目的をはっきりと表わしています。
“易”は、転化、変更するという意味です。
“筋”は筋肉、筋骨のことを示します。
“経”は法典、案内という意味です。