新入生、荒木尊史さんのQさん経営学実践奮闘記

第12回
先にする努力

経済発展の目覚しい中国では、
マンションやビルの建設ラッシュも半端ではありません。
一年中いたるところで工事をしています。
こんなに造って需要と供給のバランスは保てているのか
と不思議になりますが、
やはり、いつまで経っても空室の目立つビルが
少なからずあります。

邱先生がビジネスを進められる過程を見ていると、
当然ながら非常に勉強になることが多々あります。
例えば、邱先生がビルを造る際は、
建設に入る前にテナントを決定するなど
大方のビジネスプランがビルより先にできあがっています。
当然、テナント側にとっても、
自社の希望にそった設計を事前に提案することも可能ですし、
その他の細かい調整もつきやすくなります。
また、邱先生にとっても
投資リスクを最低限に抑えることができ、
まさにそこにはWIN-WINの関係が築かれています。

邱先生だから出来るんだ、と言う意見は有るかと思いますが、
ビジネスの捉え方としては、
かなり大切な基本部分ではないでしょうか。
商品と顧客の関連性が明確につかめればつかめるほど、
ビジネスの可能性は広がっていきます。
その点では小売やサービス業でも
少し捉え方は変わりますが、
基本的には同じ発想だと思います。

私は出来る限りこの基本をつかむ努力だけは
惜しまないようにしようと心がけています。
それでもどうしても難しいのがビジネスなのでしょうが。。。


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2007年3月24日(土)

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