第50回
ありがとう農民画
10月3日からこのコラムを始め
今日で50回目です。
今まで色々な農民画を紹介してきましたが
とうとうこのコラムの連載も
今日で最後となりました。
今までご愛読いただき
誠にありがとうございました。
それにハイQ編集部の担当者には、
本当にお世話になりました。
最初から50回で終了すると決めていたのですが
終わるとなるとやはりさびしいものです。
コラムの連載中はたくさんの読者の方から
農民画を好きになりましたと、
励ましのメールを頂き、
このコラムを連載させて頂いたことを、
心から幸せに思います。
金山、戸県にて
たくさんの農民画家と知り合い、
お友達になれたのも
このコラムがあったからこそです。
当たり前の事ですが、
やはり、何かをしないと、
何も得られないですね。
常に何かをしないと、歩いていないと・・・。
私はこれからも
自分の大好きな大好きな農民画を
もっと詳しく知るために、
もっとたくさんの人に好きになってもらうために、
歩き続けようと思います。
いつも友達の農民画家達と語っているように
いつかは、一緒に日本へ行き展覧会を開き、
日本の名所を回ってみたいと思います。
ちょっと大袈裟ですが、
このような小さな活動からでも
日中の友好は築かれると思います。
中国も日本も大好きな私にとって
この小さな夢がほんの少しでも
両国友好のために役立てばと思います。
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阮四 「蓮花池の中のアヒル」
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最後に紹介する農民画は
阮四さん本人が画かれた
「蓮花池の中のアヒル」です。
前回紹介した画の題名と同じですが、
画の内容は大分違います。
何を表しているのかはわかりませんが、
池の上には子供が7人、無表情で立っています。
しかも頭の上には
なにやらサクランボのような物が乗っています。
阮四さんの農民画らしく、
花と鳥が大胆に
そして、すばらしい色彩で画かれています。
最後になりましたが、あなたの思い出の場所、
いつも見ている町並み、好きな物を
農民画にしてみたいと希望の方は
私にメールをお送り下さい。
それを農民画家に画いてもらおうと思います。
詳しい内容はメールにてご説明致します。
私も早速、広島の農民画を画いてもらうつもりです。
では皆様、短い間でしたが、
どうもありがとうございました。
これからも、可愛い農民画達を
どうぞよろしくお願いします。
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