第461回
先生が死んだら私何処にいけばいいの?
ある患者さんからの電話で
このような問い合わせがありました。
はあ〜っ!と一瞬、間を置いて、
その時はそうなる前に考えておきましょう
と返事をしておきました。
しかし、考えてみるまでもなく
自分がいつ死ぬかなんて分かっていたら、
それはそれでいいのですが、
それでも結構ストレスになるに違いないのです。
今までも自分が見ていた患者さんが
予想もしないで亡くなる人がいました。
なぜ、予想ができないのだろうといつもあれこれと考えて、
この部分を見るとある程度予想がつくのではないか?
と考えをめぐらしているのです。
生まれたばかりの赤ちゃんに共通する
ある種の波長というものを探し出して、
それが活きの好さにつながるのでないか?
この波長が少なくなると活きの好さが無くなり、
次第に大人になり、老人になっていく。
そして死ぬ前になるとそれが全く反応しなくなる
というものを見つけ出しています。
それで万全かというとそうでもない場合があるのです。
当然亡くなる前にはその反応は減少していきますが、
全く反応なしというふうにはならない事もあります。
そこで今度は活きの好さと逆の反応、
活きが悪くなると反応しだす波長を探して見る事にしました。
それも後数ヶ月とか数週とかになると
反応が非常に強くなる波長です。
それも見つけたのですが、それが反応するというのは、
当然あぶない状態ということになります。
で、反応が非常に強くなると、
それが反応しなくなる漢方薬を見つけ
それを投与するとまた反応が弱くなっていくのです。
それでも、やっぱり数ヶ月、数週というふうには
ピタリとはいかないのです。
で、たまたま易の研究をしているうちに
六十四卦の最初から最後まで何を意味しているかを調べると、
生まれて死ぬまでの経過を
六十四卦に当てはめているのだそうです。
で、実際にそれで観て見ると、
易の六十三とか六十四の易の卦、
水火既済、火水未済の易がでると病気をしている人は
非常にあぶない状態になっていることが分かったのです。
生死と関係ない事で水火既済、火水未済がでる人がいますが、
それが本当は何を意味しているのか、
現代で言えばどういう意味なのか、
そのことの意味を出来事で積み重ねている所です。
そのうちにこういう易の卦は、
こういうことの時にでてきて、
こういうふうに対処すると良くなる
というふうに書きたいものだと思っています。
楽亭とみかわのてんぷらの味が微妙に違うように
Oリングテストをしていても、その結果は微妙に違います。
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