医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第253回
右手がしびれる

ある人が右の肩から腕、手にかけてしびれる
という症状で来院しました。
一ヶ月まえからこの症状があり、
他の病院でMRIを撮り、
頚椎のある部分で神経を圧迫していると言われたそうです。
そういう見方もありますが、
Oリングテストで調べると、痺れはどこの部位であっても、
ほとんどヘルペスウィルス(口内炎を起すウィルス)
の潜伏感染で起っているのです。
ですから、そのヘルペスウィルスを治療してしまえば
圧迫があろうとなかろうと治ってしまうのです。

診察してみると、右半身に電磁波をあびていました。
そのため抵抗力が落ちて、
右側にヘルペスウィルスの潜伏感染が起ったものと思います。
(多くの患者さんを観察していると
 電磁波を浴びている方に病気が発生しているのです。)
そこでヘルペスウィルスには麻黄細辛附子湯、
その他の細菌感染には八味丸と桂枝加葛根湯を投与しました。

一週間後に来院し、症状が改善していませんでした。
調べると電磁波をまだ大量に浴びているのです。
これでは症状が良くならないのです。
寝室を片づけて、
殆どのものを撤去するようにもう一度話しました。
そうしないと症状は取れていかないよ、と。
今度は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯が
ヘルペスウィルスに効果があり、
その他の細菌には半夏厚朴湯、四逆散を投与しました。
また一週間後に来院し、痺れは少し良くなってきたといいます。
今度は電磁波を浴びていません。
寝室を奇麗に片づけたといいます。

今度は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と麻黄細辛附子湯、
桂枝加葛根湯を2週間投与しました。
2週間後に来院し、しびれは全くなくなったといいました。
ヘルペスウィルスの反応もなくなっていました。
手や足などでしびれというのは、
なかなか取れないと嘆いている人がいるようですが、
寝室のものを撤去し、きちんとOリングテストして、
効果的な漢方薬を投与すると意外と簡単に取れる事があるのです。

もちろん手術なんて必要ないのです。
できるだけ手術は避けてきちんとOリングテストして
その原因を見極めて、治療することで良くなっていくのです。
椎間板ヘルニアも手術する必要はないのです。
あの痛みもヘルペスウィルスなどの複合感染なのですから、
順序よくウィルスや細菌の感染を治療していけば
良くなっていくのです。
出っ張っているヘルニアは感染がなくなると、
自分の免疫細胞であるマクロファージが処理してくれて、
なくなるのです。

こういうの知らない人がたくさんいて、
ヘルニアは手術しないと治らない
と思っている人がいるんですよね。


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