医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第244回
バニラエッセンス

夕食の後、脳の色による地図作りをしていたら、
脇から家内が今日の番組で、
バニラエッセンスを嗅ぐと体重が減るという話しがあるよ、
だから娘が早速うちにあるバニラエッセンスを嗅いでいた
というのです。
それはおもしろい!どれどれ、早速嗅いでみよう、
というので、嗅ぐと、バニラの匂いです(当然!)。
ほう、これでやせられるとは便利。

早速Oリングテストしてみると、
脳の血糖値が瞬時に800mgまで上昇する反応がある。
少したつとまた脳の血糖値は低下する、
また、嗅ぐと上がるの繰り返しです。
ふむふむ、脳の血糖値が上がると食欲は押さえられるな、
空腹を感じたらバニラエッセンスをかぐと
確かに効果があるだろう。
家内曰く、それでなんの苦労もしないで
10kgもやせた人がいるという話しをしていた。
特別副作用もないようだと。
それで繰り返し匂いを嗅ぐように、
腕とか顔の近くにバニラエッセンスをしみ込ませた
カット絆をはっているそうです。

食欲は視床下部の食欲の中枢が
コントロールしているように見えても、
実は大脳の前頭葉の前野が深く関与しているようです。
バニラエッセンスはその前頭葉前野にも悪影響を与えるようで、
長期間にわたってこれを嗅ぎ続けると、
前頭葉の働きが低下する可能性があるのです。
それと心臓にも悪影響があるようです。
それじゃ後々問題が発生した時に、
やらなければ良かったということになります。

それで、香水ではどのような反応がでるかを
試してみる事にしました。
家族が自分たちの使用している香水を持ってきて、
それぞれ好みのものの匂いを嗅いだ時に、
脳の血糖値がどのように変化するか、
Oリングテストで調べました。
無差別に匂いを嗅いでいくと、
血糖値が物凄く上がるもの、中ぐらいのもの、
少ししか上がらないもの、逆に低下するものとあります。
一番脳の血糖値が上がるものは、一番好きな匂いのものでした。
好きな順序に上がるのです。
そして嫌いな匂いは逆に下がるのです。
香水の好みは個人差があり、家族の中でも、分かれます。
娘の好きなものは、家内が好きでないし、
家内が好きなものは、娘が嫌いというふうになり、
うまくいきません。

自分の好きなものを嗅いでいる時は脳の血糖値が上がるけど、
そのうち嫌いな匂いが匂ってくると、
瞬時に脳の血糖値が下がるということが起ります。
できるだけ自分の好きな匂いを嗅ぐようにして、
しかも空腹時や食事の前に
近づけると匂いがするような工夫をするといいようです。
これだと前頭葉の働きも低下せず、心臓にも悪影響もありません。

少し話がそれますが、常に頭がぼーっとしている人は、
脳の血糖値が低下しているか、脳の血圧が低下している人です。
バニラエッセンスを嗅いで頭がすっきりしてくるようだと
脳の低血糖があると予想されます。
バニラエッセンスでなく、治療することで、
脳の低血糖がよくなるのです。
それには効果的な漢方薬があるのです。


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