医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第64回
私、どうして病気になったのだろう?

誰でもが病気になった時、最初に思うことは、
どうして? 何故私が、と思うでしょう。
そして、慌てることになります。
何から考えていいのやら、てんてこ舞いです。

その時、病気になるか、ならないかの基本的な原点として、
橋本敬三先生がおっしゃっていた、
息をする、食べる、身体を動かす、自分の頭で考えること、
それから身の回りの環境、この五つについて、
どこが間違っていたのか考えてみることです。

一つ目は、息をすることが適切でなかったのでないか。
呼吸が適切であれば病気も治せると多くの人達が言っています。
深呼吸をよくしていたか。
普通の人は呼吸法について勉強したり
研究したりしている人は少ないし、
実行している人は更に少ないと思います。
中村天風先生も呼吸法について書かれ、
実際の仕方も書いています。
呼吸法も効果があります。

二つめは、食べることです。
穀物や野菜、果物、肉の配分は穀類や野菜などを多く、
肉を少なくするということですが、
私は一番大切なことは
自分の身体に合ったものを食べることだと思います。
何が自分に合っているのか、
さっぱりわからないという人が多いと思います。
目安は子どもの頃に嫌いだったものは、
自分に合わないものと大体考えていいと思います。
正確にはオーリングテストして決めます。
小麦がいいのか、米がいいのか、そばがいいのか、皆違います。
合わない食べ物を食べていると
その後の人生もかなり違ったものになります。

三つ目は身体を動かすことです。
その動かし方には、基本的なものがあります。
右利きの人が流しに立って食事などの仕度をする時、
右足を少し後ろに引くことが大切です。
高い所のものを取る時、
延ばした手と同じ側の足に体重をかけないと腰を痛めます。
振り向いた時、向いた方の足に体重をかけることです。
こういうちょっとした動作の基本があります。
それを外すとぎっくり腰なんてことになります。

四つ目は、自分の考え方、心の持ち方です。
自分の思考方法を変えることで病気を克服した人もいます。
この四つが適切であったかどうか、
どこが間違っていたかをよく考えて、
それを正していくと病気は良い方向に向かいます。

五つ目は身の回りの環境です。寝室の電磁波対策、
家の周囲の環境、家の中の化学物質などに配慮することです。
橋本敬三著「万病を治せる妙療法」農山漁村文化協会
息、食、動、想について興味がありましたら、
読んでみてください。


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