医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第51回
ご飯を食べるとだるくなるのです

二十二歳の人ですが、
ご飯を食べると、身体が動かなくなるというのです。
力が入らなくなり、しばらく休まないと動けない、
傍から見るとずる休みしているように見えるが
そうではないというのです。
オーリングテストして調べると、
なるほど、米が免疫を低下させ、胃腸に悪いのです。
小麦やソバ、とうもろこしはなんともありません。
脳の血糖値も低下しています。
それと脳の血圧も食後は低下しているのです。

本当はご飯を食べないといいのですが、
米を作っている人に向かってご飯を食べるなというのは、
どうも酷のような気がする。
まずは胃腸を丈夫にし、脳の血圧を上げるような処方を考えた。
それは黄今湯、麻黄細辛附子湯、半夏厚朴湯でした。
その後、半夏厚朴湯を桂枝茯苓丸に変え、
その他は同じ処方でした。

三ヶ月が経過して食後に寝るようなこともなくなった。
ところが最近また症状がぶり返してきたのです。
何故かというと全身に強く電磁波を浴びていたのです。
聞いてみると寝室には色々なものがありました。
それを片付けてもらうことにしました。
米が駄目なら何かと一緒に食べると
米の免疫低下が防げるのでないかと、
オーリングテストして調べると、
大豆製品と一緒に米をたべると良いのです。
それで、ご飯を食べる時は必ずみそ汁か、
豆腐、納豆など大豆製品を食べるといいよと話しました。

それを聞くと、そう言えば、
体調が悪くなると納豆汁をよく作って
食べると体調がよくなると話していました。
食べ物は合う、合わないがあるので、
他の人がいいと言っても自分には合うかどうかを考え、
味わいながら試してみることです。
全体の体調がよくなることが目安です。
一部がよくてもその他に不具合が出る時は、
まずいのではないかと考えることです。
健康食品などで、よく便通がよくなったといいますが、
下痢をさせる細菌が含まれている為に
便通がよくなる事が今まで調べたものでは多いのです。


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