第75回
恐ろしいほどのスピードで上昇するマカオ不動産
アジアのラスベガスとして注目されるマカオへの投資が
日本でも注目されており、
マカオ不動産の投資はどうかと、
お客さんに去年から頻繁に聞かれるようになって来ました。
確かにご覧のように不動産価格は2004年から上昇基調にあり、
特に去年末には数ヶ月で60%上昇するという
驚くべき急上昇になりました。
マカオには株式市場もなく、
投資対象といえば不動産しかないことから、
注目されているのですが、
今からの投資は超ハイリスクであると考えています。
何故ならマカオは人口わずか50万人で、
実需が限られているからです。
海外投資家である我々日本人が投資するとなると、
マンションになると思いますが、
投資しても借りる人がほとんどいないのが現状です。
大型のマンションが夜になるとほとんど誰も住んでいないので、
明かりがほとんどつかない物件がたくさんあります。
マンションが投機の対象として投資されているのです。
とは言うものの、どうしても不動産に投資したいのであれば
経済成長率が30%という絶好のマカオ経済の恩恵を得ている
マカオ人向けの商業施設(店舗)への投資でしょう。
これは実需であり、賃貸収入・転売は可能だからです。
ただし、利回りは2−3%だと覚悟してください。
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