第32回
グアムの不動産開発に目をつけた華僑投資家
日本から最も近い常夏のリゾートグアム。
読者の皆さんの中にも
一度ぐらいグアムに行った方がおられるのではないでしょうか?
グアムは、アメリカの準州で、立派なアメリカ合衆国の一部です。
不動産の外国人の所有については、
サイパン等ミクロネシアと混同され
外国人の土地(不動産)所有権が認められないと
誤解されていることもあるようですが
「居住用」に限り所有が可能です。
最近の日本に関係するトピックスとして、
沖縄の米軍がグアムに移転する関係で、
8000人を超える米国軍人が沖縄からグアムに移転します。
この関係で、グアムは今、
基地移転景気に沸いているのです。
移転する8000人のアメリカ軍人だけでなく、
移転工事に係る関係者、
アメリカ軍を相手に商売をもくろむビジネスマンが
グアムに向かっています。
その中で、ある華僑投資家は、
ウェスティンホテル、DFSショッピングセンターなど
グアムで一番に賑わう一大リゾートエリアである
タモンビーチ地区の中心地の土地を購入し、
ショッピングモール、ショーシアター、
高級コンドミニアムのプロジェクトを計画しています。
コンドミニアムは、
日本人リタイア層の海外ロングステイ需要も狙っており、
こうした開発に目を付けた
華僑投資家のビジネスチャンスを読む才能には感心させられます。
成田から僅か3時間半、
時差1時間のアメリカ領のビーチリゾート。
確かに、魅力ありますね。
僕もコンドミニアム欲しくなってしまいました。
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