上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第243回
上々な滑り出し

昨日「中国銀行」が上場しました。
初値は公募価格を
6.7%上昇した、3.15香港ドル。
終値は3.375香港ドルでした。

全体の相場が低迷する中、
すばらしい滑り出しでした。
また、これほどの大型株にも関わらず、
初値以降の動きも堅調に上昇しました。

出来高は59億株、
「建設銀行」の初日の出来高は37億株でしたので、
これを上回る出来高でした。
中国銀行への関心の高さが伺えます。

ただし、あまりにも中国銀行が堅調に推移したため、
他の銘柄に買いが入りにくくなり、
H株指数などは大幅に下落してしまいました。

今はまだ、中国銀行の上場の余波が残っていますが、
来週ぐらいから落ち着いてくるのではないかと思います。

また、中国銀行は
建設銀行とほぼ同じ値段になっていますので、
建設銀行の株価と睨み合いながら
推移するのではないかと思います。

では、前回の答えは
人徳や賢明な判断が、
人も上に立って人を動かすことに必要なことである
という意味です。

人間的な魅力と的確な判断があれば、
人は集まってくるのです。

それでは今回は
荀子:
君は舟なり 庶人は水なり

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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