上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第220回
決算発表が本格化

続々と決算が発表されています。

「中国国際コンテナ 深センB 200039」は
売上高16.5%の増収、純利益11.7%の増益、
0.38元の現金配当と1割の無償増資です。
権利付の最終日は未定です。

発表後の動きは
収益がそれほど伸びず、
特に下期の利益が伸び悩んでいたため、
失望売りを誘いました。
しかし、昨日は切り返して上昇しました。

「ペトロチャイナ H株 0857]は
売上高38.9%の増収
純利益28.4%の増益
0.180325元の現金配当を予定し
4月21日が権利付の最終日となります。

昨日は市場の予想より若干低かったことや、
原油価格の下落もあり、
一時は約3%下げる場面もありましたが、
結局は変わらずで取引を終了しました。

「万科企業 深センB 200002」の決算は、
売上高37.7%の増収、純利益53.8%の増益、
0.15元の現金配当
権利付の最終日は6月23日です。

今年も無償増資があるのではないかと
ウワサもありましたが、
4年連続の無償増資はなかったようです。

しかし、今年の第一四半期の業績予想も
同時に発表しており、
50%を超える増収の見込みのようです。

これを受けて昨日は4.8%高と
深センB株の値上がり率トップで
取引を終了しました。

まだまだこれからも
たくさん決算発表が控えています。
どんな決算か目が離せません。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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