上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第206回
構成銘柄見直し

先週末にハンセン指数と
H株指数の構成銘柄の見直しが発表されました。

ハンセン指数は
「デンウェイモータース 0203」が構成銘柄からはずれ、
「チャイナネットコム 0906」が採用されました。

H株指数は
「東方航空 0630」
「深セン高速 0548」
「トラベルスカイテクノロジー 0696」
「儀征化繊 1033」
「鎮海煉油化工 1128」が
構成銘柄からはずれ、
「建設銀行 0939」
「東風汽車 0489」が
採用されました。

週明けの月曜日は、
相場全体は下落しましたが
新規で採用された銘柄は上昇しました。
特に「建設銀行」は昨日も続伸し、
2日で約10%上昇しました。

この背景には
H株指数に占める割合が
今回から決められた上限である
15%になったことに加え、
次回のハンセン指数構成銘柄
見直しの最有力候補と
目されているからでもあります。

今までH株銘柄は非流通株などがあるため
ハンセン指数には
組み入れられませんでした。
しかし、今回ルールが変わり、
一定の条件を満たせば
組み入れることも可能となりました。

基本的には
非流通株がない銘柄が
採用される可能性が出てきたということです。
そのなかでも「建設銀行」は
上場時から非流通株がなく、
時価総額も大きいため最有力候補と言われています。

仮に採用されるとしても
早くても8月の見直しの時期になるでしょう。 

採用される、採用されない
ということは別にしても、
将来の中心業種の1つとして
銀行株があげられるのは
間違いないのではないかと思っています。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

←前回記事へ 2006年2月15日(水) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ