上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第203回
休憩がほしい

旧正月明けから、
本土市場が絶好調です。
一昨日は休場中の鬱憤を晴らすかのように、
ストップ高した銘柄が続出しました。

中国本土市場で
適切な時期に株式の信用取引制度を導入する考えを
国務院が明らかにし、
この情報が相場の牽引となりました。

特に上海B株は積極的に資金が入り
指数も7.2%高と大幅高しました。
シンセンB株も4.4%高になり、
香港市場も本土市場に影響されてか、
H株が3.2%高と
大幅に上昇しました。

そして、昨日は
ハンセン指数やA株市場はイマイチ動きませんでしたが、
B株とH株はそろって上昇し、
昨年来高値を更新しました。

この状況を見ていると、
海外投資家の中国株への期待が
高まっているのではないかと思います。

しかし、一本調子で上昇してしまうと、
反動で大幅下落してしまうのではないかと
疑ってしまいます。

できればこのあたりで少し下げて、
溜めを作ってほしいと思っています。

人間は働いてばかりいると
疲れが溜まりダウンしてしまいます。
相場もここらで休憩していただき、
我々が買う機会を増やして欲しいものです。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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