上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第178回
ひそかに活況

香港市場の1月−11月の売買代金が
昨年の実績を上回った
4兆1395億香港ドルになりました。
このうち中国本土企業が
約45%を占めています。

現在香港市場に上場している企業は
千数百社ありますが、
このうち中国本土企業は327社です。
そして、時価総額の
約39%を占るまでになりました。

また、今年の資金調達額も
昨年の実績を上回っており、
そのうち新規上場による資金調達額は
過去最高額である
1700億香港ドルに達しました。
ここでも中国本土企業の調達額が
約82%を占めており、
中国本土企業の存在感が
増している傾向が続いています。

昨日の香港市場は
朝方は下落して始まりましたが、
後場に入ると不動産株を中心に
買戻しが入り、
小幅ですが上昇して終わりました。

また、モルガン・スタンレーの
MSCI指数の組み入れ比率の
変更や追加などもあり
これに伴う売買も行われていたようです。

あまり目立った活況ではありませんが、
人々が気づかないところで、
物事は進んでいるのです。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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