上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第157回
お休みばかりですが・・・

今日から上海市場と
深セン市場が再開します。
また、香港市場の本日の取引は
通常通り行われ、
明日は重陽節で休場になります。

最近、日本は3連休が何度かあり、
また、中国市場も大きな休みがあるなど、
休みが重なっています。
あまり、休みが多くなると、
市場も私も調子が狂ってしまうのではないかと
危惧してしまいます。

さて、肝心の市場ですが、
先週は下げました。
特にH株は指数構成銘柄の中心である
石油関連株の下げが響きました。
先週の先物市場の
原油先物価格の下落により、
ペトロチャイナをはじめ、
石油関連株が軒並み下落し、
指数を押し下げました。

現在の原油相場は、
世界経済を動かしていると言っても
過言ではないと思います。
したがって、ペトロチャイナをはじめとした
石油関連銘柄の上げ下げによって、
中国の市場も上下するでしょう。

そうすると、気になることは
原油先物市場がこれからさらに、
下げてしまうのか、という点でしょう。
私の推測になってしまいますが、
原油先物市場はそれほど
下落しないと思います。

確かに、原油先物は当初
投機的な資金が入り、
急激な上昇をしました。
しかし、それだけで原油が
高値を維持することは不可能です。
現在の石油の需要が、
非常に旺盛であるから高値を
維持しているのだと思います。

先週末の石油関連株の動きでは、
ひとまず下落は止まったようです。
石油関連株以外でも、
気になる業種はたくさんありまずが、
今はまだ、石油関連株が
中心のようです。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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