上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第148回
中秋節

本日の香港市場は
「中秋節」で休場です。
上海市場とシンセン市場は
通常通り動いています。

中秋節とは中国の伝統行事で
旧暦の8月15日ごろが
ちょうど秋の真ん中なので、
中秋と言います。
この時期の満月は1年の中でも
最も丸に近く美しいと言われ、
丸い満月は円満などを意味し、
家族団欒にもつながっています。

この時期に近づくと、
月餅商戦が始まり、
街は月餅一色となります。
月餅は、日本で言えば、
お中元のようなものであり、
親戚や友人、異郷にいる家族に送り合う習慣が
今も残っているようです。

月餅の起源は明の時代と言われています。
様々な形の月餅があり、
今年は香港ディズニーランドの
開園した年でもあるため、
ディズニーの月餅もあるようです。

さて、株式市場は月餅ほど
あまいものではありませんが、
気になるうわさが飛び込んできました。
不動産の貸付規制が
緩和されるのではないかという話です。

8月の不動産景気指数が
前月比で横ばいになっており、
また、中国銀行業監督管理委員会の
楊副局長は不動産の貸付の質が
向上していると発言し、
規制緩和の良いタイミングではないかと
指摘していました。

仮に規制が緩和されれば、
香港も本土市場も不動産銘柄の
占める割合は比較的多いため、
相場の刺激材料になります。

今後も中国の経済指標には
ますます目を離せません

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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