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第85回
ひとりごと
昨日は香港市場が
「清明節」で休場でしたので、
今回は私の独り言です。
私はこれまで
政治や宗教の話題に関しては
自分の意見を極力避けてきました。
決して無関心な訳ではありません。
ただ、私は経済を通して
中国をずっと見てきました。
政治や文化・教育などの
専門家ではありませんから・・・
もちろん一国を論ずるなら、
あらゆる方面のあらゆる角度から
判断するべきだと思いますが、
それは邱先生のような人でなければ
なかなか難しいと思います。
だた今回、
テレビニュースで放映された反日デモを見て
「こりゃいかん」と感じたのです。
かつて私も邱先生の案内で、
成都のイトーヨーカ堂に行ったことがあります。
地元住民に歓迎され、
その後もイトーヨーカ堂を中心に
どんどん発展していました。
その成都で、デモ隊は
高価なショーウィンドウを割ったり、
施設破壊をしていました。
群集心理の行き過ぎた行為でしょうが、
デモ隊による破壊行動は許したくありません。
もちろん歴史の経緯がありますから、
反対したり、デモによって
行動に表す権利はあると思います。
しかし、今回の行為は
弱者に八つ当たりする行為と
それほど大差がないように思えます。
私は日本で生まれ、
日本で育ったので、
反日感情を正確に感じ取ることが
残念ながらできません。
もし、中国に生まれていたら
理解ができたのかも知れませんが、
このような行為は、
双方にとっても、全く利益になりません。
やめていただきたいものです。
今回の行為によって
中国経済や中国株にとって
それほど影響はないと思います。
「政冷経熱」と呼ばれる
中国と日本の状況が物語っています。
中国と日本、
両国の政治と経済は正面からぶつかり合い、
争うのではなく、横に並んで競い合い、
上へ上へと、より高みを目指して
伸びて欲しいと思います。 |
