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233.邱先生とのお別れは・・・

邱先生のお別れ会が皇居のほとりにあるパレスホテルで行われ、
私も北京から一時帰国して参加してまいりました。

当日は受付で皆様へのご案内をしておりましたが、
受付のときから涙を流している方、
先生の訃報を聞いて体調を1ヶ月くずしたという方のお話も聞きました。
また、各界の名士の方々、邱先生のファン、先生を囲む邱友会の方々など
大勢が参加されました。

私は邱永漢事務所の方やQグループの仲間と話している時など
向こうから邱先生が歩いてきそうな感じがしてならないほど、
先生がお亡くなりになったという実感が全くありませんでした。
受付業務が終わったあと、自分たちが献花の儀式をすると
ようやく先生とお別れなのだなと実感することが出来ました。

祭壇の部分は邱先生と懇意にされていたデザイナーの方が手がけられ、
大きなスクリーンに邱先生の写真や名言が映し出されていました。

私は役得でスクリーン上映とあわせ、
生島ヒロシさんの語りを聞くことが出来ました。
今回はホテル葬という形をとっていましたが、
古いしきたりを嫌い、創意工夫を好む邱先生は
生前からホテル葬を希望されていました。
古いしきたりは分からないふりをして新しいことをする。
新しいことをするからには、必死に創意工夫をしなければならない。
という先生の考えが紹介されました。
先生が好んでいた「勤勉倹約奇策」という言葉。
まさしくその通りの人生を歩まれた先生。
お亡くなりになられても尚手本であり続けてくださる邱先生に
感謝の気持ちをお伝えしてきました。

絶世の活動情報 : www.zessei.com


2012年7月6日

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