トップページ > 絶世美人便り > バックナンバー

   毎週金曜日更新

147. 薄毛について

わたし達、絶世健美は若返り商品を扱っていますが、
避けて通れないのが髪の若返り。
欧米人なら薄毛の割合が多いので、
薄毛を気にしたり、隠したりする人もいませんが、
アジア人は薄毛の割合が少ないので、薄毛は目立ちます。
また、髪が細くなると
お似合いだった髪型も変えなくてはなりません。

随分前の話で恐縮ですが、私が高校生のころ、
同級生がおでこの生え際が後退しだしたことに騒いで
発毛剤を使い始めました。
私は頭髪の量は少なくありませんが、
おでこのところに産毛が多いので、
後退するのではないかと恐怖にかられ、
家族に内緒でコッソリ育毛剤を使っていました。
これまで何故こんなものを購入したんだ、
という買い物は山ほどありますが、
薄毛となると17歳でも育毛剤を買うものか、
と未だに不思議な買い物でした。
結局、生え際は後退していませんし、
私が大ファンのプロバスケットボール選手・
マイケル・ジョーダンが薄毛で、
潔くスキンヘッドにしたのがファッションになりました。
薄毛に似合う髪形もおしゃれの地位を確立したので、
自分が薄毛になっても、おしゃれの道があるさ、
と心配しなくなりました。
欧米の人はアジア人にくらべて薄毛率が2倍ほどあり、
薄毛の人気者も少なくありませんね。

所変わって中国。
中国では薄毛のひとは欧米ほど多くはありません。
美しくてボリュームのある黒髪は美人のシンボルですし、
中国人女性にとって
「薄毛は子供に遺伝する」と誤信されているせいか、
敬遠されることも多いです。
中国でも日本と同じように
「発毛剤」、「発毛シャンプー」の需要は高くて、
ジャッキー・チェンを広告塔に起用する
漢方育毛シャンプーの会社があるほど、
薄毛に対しての人々の関心も強いようです。

薄毛は遺伝や男性ホルモンの影響によるものもありますが、
肌と同じく、外部からの影響、身体の内部からの影響、
お手入れの不足などで抜け毛が増えてしまいます。

漢方の考え方では、
頭皮の状態も「証」(身体の不調の症状)の判断基準になります。
例えば、私は頭部、耳上部分に炎症が起きることが多いのですが、
これは目の疲労に対応しているそうです。
また、頭頂部が炎症している場合
(オデキや頭皮の色が赤い場合など)、
消化器官の具合が悪いと考えられています。
身体のバランスが崩れることで、
頭皮ひいては毛髪に影響があるわけです。

17歳で一度辞めた頭皮ケアでしたが、30代でまた始めました。
炎症が気になる場合は
頭にも消炎作用のある絶世美人化粧水を使ってしまいます。
中国にもヘッドSPAがあり、
生姜をぬって専門の器具で叩くといった民間療法がありますが
どうも馴染めないので、日系美容院に行きます。
頭髪は太さや密度に変化はないか、皮脂量は正常か?
頭皮は青白いのが正常な色です。
赤や黄、黒ずんでいないか、仲の良い人に確認してもらいます。
肌と同じように頭皮も大事にしてあげて、
いつまでもお気に入りの髪型を楽しみたいものです。

絶世の活動情報 : www.zessei.com


2010年11月12日

<<前へ  次へ>>