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146. 豚を飼いはじめました。そして・・・水も

先月ぐらいでしたか、「豚を飼いたい」というコラムを書きました。
スピードは邱永漢グループの真骨頂ですから、
実は早速現場に行って豚を買っちゃいました。

我ながら気持ちよく進めております。

コーヒー農園で豚を飼うことの合理性は
先日のコラムでも書きましたので重複して書きませんが、
そのコーヒー農園の責任者である田代夫妻に
豚の飼育を業務委託しました。
なんとも安心なことです。
ありがとう田代夫妻。
(先にお礼言うと、プレッシャーかかるでしょ)

豚の買い付けも、農園スタッフの幹部の一人と
田代さん(ご主人)に行ってもらいました。
「ひとまず一匹でいいですよ。」
という私の言葉は完全に無視され、
さわやかに戻ってきた田代ご主人の
愛車ベンツ(我々がそう呼んでるだけですが)には
6匹の子豚が乗っていました。
後部座席いっぱいにウ○チをまきちらしており、
窓の外にも強烈に爽やかな香りがただよっていました。

ご覧ください。
豚を6匹しこんで達成感に溢れる田代ご主人の笑顔を。
そして、えさを並んで食べる豚君たちを。(6匹兄弟です)


今後まずは、コーヒー農園に肥料を供給するに適正規模である
300頭ぐらいを目安に増やしていく予定です。

さてさて、今考えているのは豚君だけではありません。
同時進行中なのは、「水」です。
前にうちのコーヒー農園に湧き出るお水が
とてもおいしい話をしましたが、今回その水源まで行ってきました。
目的は、水源周辺の環境調査と販売するにあたっての
水質調査用のサンプル採取です。

いや、これがまた美しい道程で、大変仕事が楽しかった。
水の採取風景と水源の水の様子をお見せします。


既に当地の水質検査部門に検査を依頼していて、
もうすぐ結果が出る予定です。

私何もこのウォータービジネスで
大儲けしようなんて思ってるわけではありません。
ただ、コーヒーの木が毎日飲んで育った水を使って
その木からできたコーヒーを入れたらどんなにおいしいか?
と考えて一人興奮してるだけなんです。
いや、実際すごくおいしかったんです。

水が含む大地のやさしさと、コーヒー豆が持つ土臭さが
なんともいえないバランスで舌の上を漂うのです。

この感覚をおすそ分けしたいから、
わざわざ4時間近くも山歩きをして水を取りに行きました。

どうぞこの後の展開をお楽しみにくださいませ。

それでは今回はこれで。


2010年1月11日(月)

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