豚とかヤギとか、しつこくてすみません。
農場で豚を飼うこととその意義を前回書きましたが、
実は、その次にはヤギさんが待っています。
ヤギは、糞尿が有機肥料として役立つ意外に、
2つほどいいことがあります。
1つは、草を良く食べてくれること。
2つ目は、ヤギのお乳が栄養価に優れていることです。
1つめの、草ですが、
有機農法においては、除草薬を使わないので除草が大変です。
そこで、ヤギさんを放牧してやると、
この雑草を処理してくれるのです。
しかし、彼らはしっかりとしつけをしないと
コーヒーまで食べてしまう可能性がありますから、
注意が必要ですが。
2つ目のヤギのお乳ですが、昔は母乳が出なかったりしたときに、
ヤギのお乳を上げたそうです。
聞くところによると、
ヤギのお乳は母乳に近い栄養バランスのようで、
なおかつ牛乳アレルギーの子供も飲めるのでとても安心です。
また、ヤギさんは豚さんほどではありませんが、
繁殖力が高いのである程度ほっておいても育つみたいです。
そして、このヤギのお乳から作られるチーズは
もともと雲南の特産品のようで、
ちょっと癖のある味が、癖になるとかならないとか。
ここまで、話すと豚さんとヤギさんが食べる
とうもろこし等の農作物も植えなきゃという話に自然となりますが、
あんまり循環農業の話を続けるとくどいと思いますので、
この話はこれぐらいで。
次回は、私が自然に触れて感じた、
農作物を育てることと人を育てることの共通点について書きます。
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