商売をしているといろいろな人に出会います。
時には二度と来てほしくないようなお客様もいますし、
時にはとてもいい友人になるような人や、
思いがけず自分の貴人になってくださるような方もいます。
先日、とてもマナーの悪いお客様がいて、
従業員も困って自分が対応したところ、
なんとそれは日本人のお客様でした。
その方は他のお客様にもご迷惑をおかけする心配があったので、
ご退席をお願いしました。
私は全ての仕事はサービス業に属するものと考えています。
だからお客様のご希望に出来るだけお応えしたい気持ちです。
しかしそれは思いやりがあって成立することであり、
ある程度の双方の理解があって成立するものと思っています。
中国人で同様のお客様がいるケースはありますが、
日本人のケースは稀で、
怒りもありましたが、それ以上に残念な気持ちでした。
確かに海外での日本人のマナーの悪さや
態度の悪い人がいることは聞いていましたし、
実際に自分の周りにもそのような人もいます。
中国で働く日本人は、中国人スタッフを抱える人が多く、
実際に給与も彼らより高いと思います。
そのような事柄が彼らよりも自分の方が立場が上、
と勘違いしてしまう要因になっていると思います。
よく来てくださるお客様の中には、
自分に会いに来てくださる方もいらっしゃいます。
自分に会いにわざわざお越し頂く事が目的だと思うと、
非常にありがたく、
とても大切なお客様と出会えたのだと痛感させられます。
上海で仕事をしていく中で、
そのようなすばらしい方々と出会えました。
これからも出会うであろう多くの大切な方々の為に
仕事をしていきたいです。
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