■柳田洋・北京からの画像便り No.323
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期限切れ雑誌
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北京の建国門にある雑誌スタンドの横にあった
「過期雑誌(ぐぉちーざーじー)」、
次の号が出てしまった期限切れ雑誌の
コーナーです。
5元(65円)、7元(90円)、10元(130円)の
3プライスで売られています。
写真の女性が手にしている
「商務旅行Travel」という雑誌は、
定価が20元(260円)ですが、
半額の10元で売られているようです。
次の号が出てしまった雑誌は
ほとんど価値がありませんし、
今までは捨てるか、良くてもタダ同然で
古紙再生に回されていたと思われますので、
雑誌社から安く仕入れて定価の半額で売れれば
大儲けなのではないでしょうか。
良い商売を考え付いたものです。
景気が良かった時には、
雑誌は新刊を買うのが当たり前でしたが、
景気の減速で収入が少なくなれば、
雑誌が出てもすぐには買わずに、
翌月、半額になってから買う人が
増えるかもしれません。
そんな変化をチャンスと捉えるか、
ピンチと捉えるかで、
今後中国でも「勝ち組」と「負け組」が
はっきりと分かれていくのではないでしょうか。
撮影日:2008年12月15日(月)
撮影:柳田洋
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