以前、家の外に干してある白菜は、
北京の冬の風物詩でした。
北京の冬は厳しく、野菜が出来ないので、
人々は冬に入る前に大量に買い付けた白菜を、
家の前に干しておき、
一冬かけて少しずつ食べて、
ビタミンを補給していたのでした。
今では、中国国内の流通網が発達した為、
冬でも中国南部から野菜が届けられ、
市場やスーパーに並ぶ様になりました。
それと同時に、冬の白菜はほとんど見る事が
出来なくなってしまいました。
久しぶりに見た冬の白菜。
懐かしいので、思わず写真を撮ってしまいました。
撮影日:2004年12月12日(日)
撮影:柳田洋
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