余りにもきれいな青空だったので、写真に収めました。
私が北京に来た96年当時は、大気汚染により、
晴れても空が白く、青空は秋の数日と、雨が降った翌日
ぐらいしか見られないものでした。
しかし、その後、三環路内での石炭燃焼禁止、
首都鋼鉄公司の製鉄能力の地方への移転、
公共バス燃料のLPG化などの環境対策により、
今では青空が見られる日が、格段に多くなりました。
その昔、公害が激しかった頃の川崎の小学校で、
生徒に風景画を描かせた所、全員が空を灰色か白で
描いた、という話がありましたが、
北京の小学生も、ようやく「空は青いもの」という
認識をしたのではないでしょうか。
撮影日:2003年7月15日(火)
撮影:柳田洋
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