第147回
テクニカルライター 後編
さて、テクニカルライターの実務編の続きです。
今回はテクニカルライターの金銭面的な部分から
ご紹介していきたいと思います。
基本的にテクニカルライターはフリーランスです。
なかには編集プロダクション等に在籍しているヒトもいますが
例外といってよい存在です。
仕事の発注先企業には、雑誌や書籍といった出版関連企業や、
マニュアル制作のコンピュータ関連企業などがあり、
皆それぞれが独自の人脈で仕事を得ているというのが実態です。
その収入はもちろんケースバイケースなのですが、
雑誌などの場合、1ページあたり15000円程度。
400文字換算で1枚3000円程度が相場。
スキルやキャリアがアップすると、
そのぶん原稿料もアップします。
単行本などの一般書籍の場合は、
原稿料による買い取りのケースと、
印税での支払いという2つのケースがあり、
原稿料の場合は、これも400文字原稿用紙1枚あたり
3000円程度が目安。
印税の場合は、書籍の定価の8%〜10%が
相場と思って間違いないでしょう。
マニュアル制作などの場合は
ソフトウェアやハードウェアの使用難易度なども
考慮されるため、まさにケースバイケースで、
一概には言えません。
ただ、ページあたり○○円というよりも、
一冊あたりでいくらというグロス計算の場合が多い模様です。
現在テクニカルライターとして頑張っているヒトは
皆それぞれ独自のコネクションや人脈で
仕事を得ているというのが実態で、
新規参入するにはそれなりの努力が必要です。
そのへんのところは次回
「テクニカルライター」の補足ということで、
もう一回追加して書きます。
以上、次回へ続く!
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