第145回
テクニカルライター 前編
はい、今回から数回にわたって紹介するのは
「テクニカルライター」です。
筆者タニグチはフリーランスのタダのライター。
「テクニカルライター」とは名称こそ似ていますが、
まったく似て非なる存在です。
まぁキーボードを叩いて文字を入力する仕事という部分は
同じなんですがね。そこへいくまでが全然違うんですよ。
筆者タニグチはタダの「ライター」ですから、
基本的に仕事の発注を受けるとどんな内容であれ執筆します。
例え知らない分野であっても、
勉強して間に合う範囲であればなんとかして執筆します。
本名、ペンネームを使い分け、
コンピュータ関係、旅行関係、○○関係、××関係、と
様々なカテゴリの内容を書いてきました。
一方「テクニカルライター」は
この執筆方法とはまったく正反対です。
彼等は自分の専門分野を何か1つ確立している人々なので、
その分野のことならどんな難しい内容でも執筆します。
例えそれが工業製品のマニュアルのような
高い専門知識が要求されるモノであっても。
こんな芸当は筆者タニグチには
逆立ちしたって出来っこありません。感服です。
このように様々な業種に応じて、
その業種専門の「テクニカルライター」が存在するワケですが、
それら全てを紹介することはとても不可能。
そこで、今回は例として、現在もっとも活気があり、
また求人数も多い「コンピュータ関連業界」の
「テクニカルライター」の仕事を紹介していきたいと思います。
まず、「テクニカルライター」といえば、
前述したように海よりも深い専門知識が要求されます。
しかし、専門知識さえあればOKなのかというと、
それもまた違うんですね。
なんともアンビバレンツな話なんですが、
実は専門知識の他にもう1つ重要なスキルが必要なんです。
それはですね……。
次回へと続く!
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