第96回 タニグチ- 取り扱い商品についてもう少し詳しく教えてくれないかな? T君- んー、じゃ、こうしましょう。以前扱って結構儲かった商品があるんで、それを今回のモデルとしてお話しますよ。もうこの商品は扱ってないんで、真似されても困らないし。 タニグチ- おっ! それいいねー。その商品って何? T君- タニグチさんにも買ってもらったディジリドゥですよ。 タニグチ- あ! あれ! オレ、まだあれ吹けないんだよね(苦笑)。読者の方に説明しますと、ディジリドゥとはオーストラリアの先住民族アボリジニの楽器で、ユーカリの木の枝を蟻塚に突き刺して作ります。見た目はただの1メートル前後の木の棒なんですが、その中心に穴が空いていて、片側からトランペットのように吹くと摩訶不思議な音がするという代物です。なかにはアボリジニの伝統的な絵画が描かれていたりして、非常に高価なモノもあります。こんな感じでいいかな? T君- OK(笑)。ディジリドゥ、良く売れたんですよ。アレから商品を一点だけに絞って売るようになったぐらい。 タニグチ- T君って、オンラインショップっていうかサイト持ってて、色々と商品扱ってなかった? T君- それは商売を始めた頃ですね。あの頃は取り扱い商品点数が多かったせいで、メチャ忙しくて参りましたよ。販売の実務よりもサイトの更新なんかに手を取られてて、今から思うとホントバカだなーって思いますよ。 タニグチ- 販売の実務って、商品の出荷とか仕入とかそういうの? T君- そうそう。それよりも新しい商品を仕入れたら商品案内の為にサイトを更新しなきゃならないでしょ? 商品点数が多いとそれがメチャ忙しいんですよ。バンコクなんか行って商品仕入れて帰国するでしょ? それからサイトの上で販売を開始するまでに下手したら数週間かかってたもんなー。 タニグチ- うーん、確かにその間、商品を在庫として抱えてるっていう状況はいただけないねー。 続きは次回にて! (写真撮影:谷口光弘) |
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2003年1月24日(金) |
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