第20回
LANの敷設作業で簡単リッチに! 前編

世の中不景気なんですねー。
いやー、ちょっと友人と飲む機会があったんですが、
友人ったら開口一番
「どっかLANの敷設でも考えてる事務所知らない?」ですから。

その友人の仕事はIT関連の仕事ではあるんですけれど、
どちらかといえばコンテンツ関連の仕事なんですよ。
それがいきなり「LANの仕事無い?」ですから(苦笑)。
確かにLANの敷設作業って思ったより簡単にできるんですよ。
そのワリに高額な作業費がまかり通ってるようですし、
友人がアルバイトに考えるのはもっともなんですね。
しかし、こんなオイシイ話を
友人に独占させておくのはもったいないと思います。
読者の皆様にもオイシイ話のお裾分けをさせていただきましょう。
友人には悪いのですが(笑)。

というワケで今回、次回の二回にわたって
「LANの敷設作業で簡単リッチに!」を紹介していきます。
さて、読者の皆さんは「LAN」と言われてピンとくるでしょうか?
LANとはローカルエリアネットワークの頭文字を集めた略称で、
WAN(註1)の対極を成す概念です。
おおまかに言えば1つのビルの中で済むネットワークがLANですね。
ネットワークとはパソコン同士を接続すること。
つまり社内のパソコンを全部ケーブルで結びつけて、
お互いにLANを経由してやり取りが出来るように、
またはインターネットに接続出来るようにすること、
これがLANの敷設作業です。

なんだが難しいように感じるかも知れませんが、
これって凄く簡単なんですね。
読者の皆さんの中には、インターネットにADSL接続する際に
パソコンの内部(註2)に
Ethernet(イーサネット)カードを取り付けた経験を持つヒトもいるハズです。
要はあの作業なんです。
あの作業を数台から数十台といった単位のパソコンに行って、
パソコン同士をLANケーブルで結ぶ、これが作業の大まかな内容です。

たったこれだけのコトを行って、
業者さんは数十万円を施主に請求するワケですから
ホントにボロい商売ですよね(笑)。
ちなみにこの職業は「システムインテグレーター」とか
「システムファシリティ」などと呼ばれているようなので、
どんな難しいことをしているのかと思いきや、このレベルなんです。

さて、次回はこのLANの敷設作業の
もうチョット詳しい内容を紹介していきたいと思います。


註1: ワイドエリアネットワークの略。
LANが1つの建築物内のネットワークである場合がほとんどなのに対して、
WANは複数の建築物にまたがって構築されている場合が多い。
官公庁の間を結んでいるのはLANでは無くWAN。

註2: パソコン内部にあるPCIスロットの1つに
Ethernetカード(LANカードともいう)を差し込み、
パソコンを再起動するという作業です。


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2002年11月9日(土)

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