第4回
ホームページで金儲け! 後編
問題です。
日本で一番広告掲載料金の高いサイトはどこでしょう?
前回はこの問題で終わりました。
さて、みなさん分かりました?
正解は「Yahoo!JΑPΑN」です!
ということは、
日本一総アクセス数が多いのもYahoo!JΑPΑNなんですね。
まさに日本のポータルサイト(註1)と呼ぶに相応しく、
その広告掲載料金も素敵です。
例えば、メインページの最上段のバナー広告(註2)だと、
20万回表示保証で約100万円(註3)。
つまり20万アクセスで100万円なんですが、
Yahoo!JΑPΑNだったら数時間で達成しちゃいますよねー。
うーんうらやましい……。
「化け物サイト」などと呼ばれる
1日数万〜数十万アクセスを誇る個人運営のサイト(註4)があります。
このようなサイトの運営者ならばどうでしょう?
そうです、簡単に広告収入を得ることができるのです。
個人運営サイトと広告出稿企業との間を取り持つのは
広告代理店(註5)です。
Yahoo!JΑPΑNのサイトから「バナー広告」で検索してみると
大量の情報を得ることができるので、
まずはココから情報をチェックしましょう。
バナー広告料金は1クリックあたり○円という「クリック制」と
何回表示を保証するという「表示保証制」に分かれており、
料金も異なっています。
自分のサイトに合ったシステムはどれかを考え、
各広告代理店の料金も比較検討しましょう。
ポイントは「料金がアクセス数によって異なる」ところです。
つまり同じ1クリックでも人気サイトなら20円、
不人気サイトなら1円(註6)というように料金に差があるのです。
つまり、アクセス数の多いサイトはジャンジャン儲かるけど、
アクセス数の少ないサイトはクリック数が少ない上に
料金まで安いと踏んだり蹴ったりです(苦笑)。
それじゃ、どうすればアクセスが増えるのか?
次回からはそれを考えてみたいと思います。
ちなみに、これはあくまでも試算ですが、
アナタのサイトが1日/1万アクセスで、
1クリックあたり10円で契約していたと仮定すると
10000×0.01(註7)×10=1000
1日千円、月に3万円の収入?
うーんお小遣いですね(笑)。
註1: ポータルとは玄関という意味。
つまりインターネットの玄関ですね。
註2: Yahoo!JΑPΑNの場合、
掲載日数というパターンよりも表示回数保証というケースが多いようです。
註3: 不況が続く現在、この料金も下方修正されている可能性大です。
註4: サイト名の例をあげたいのですが、
税務署関係で運営者に迷惑がかかるといけないので(苦笑)
ここでは特に名を秘します。
註5: インターネットの場合は同じ広告代理店でも
メディアレップとかアド・ネットワークという名称で呼ばれる場合が多い。
註6: この料金はあくまでも一例です。
註7: 平均すると訪問者の約1%弱が1クリックするという値がある。
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